CS委員会は真空総合企業、ポンプ製造・開発を主とする企業、機器・ポンプ類の保守を行う企業と様々な企業の代表から構成されている委員会です。活動内容は、保全業務に関する委員のレベルアップと共通認識の向上として、保全に関する事例研究やアンケート調査、講演会の実施、作業安全に関するガイドライン作成などを行っています。

各企業とも安全守則のルールは新入社員を対象としたもの、製品安全を記載したもの、総務的立場でのもの、工場内・製造現場での作業安全を中心としたものと様々な守則が準備作成されています。しかし、我々保全作業員が置かれる作業現場即ち、お客様の現場での流れに沿った安全作業に関しては非常にとぼしく、各種マニュアルを断片的に読み合わせ解釈せざるを得ない状態でした。

保全作業員はお客様からの緊急対応の要請、機器の異常動作への対応と管理監督の整った作業現場ではなく小人数(一人が多い)での様々な非定常作業に対処しなければならない環境にあるため、簡単でしかも要約された保全の安全に関する小冊子が望 まれていました。

guideこれに答えるべく、保全作業員が直面するお客様の現場と自社における保全作業現場において、危険との遭遇を予知し安全に作業ができる最低の知識とモラルを各社の多くの資料を参考にさせていただき、2001年7月に一冊の小冊子に纏め上げ会員企 業に配布しました。(好評につき増刷分も全て頒布し、現在は在庫はありません)

本書「保全作業安全ガイドライン」は、基本作業訓練を習得した1,2年以上の保全作業員を対象とし、基本的作業員のモラル、保全作業に関連する各種作業安全、真空機器保全現場に関する各種有害物の知識とその取り扱い方の3つの構成から成り立っています。

会員専用ページで、PDF版(全69ページ)がご覧いただけます。

保守作業安全ガイドライン目次

はじめに

1. 保全作業員の心構え

2. 安全・衛星ルールの遵守

3. 整理・整頓

4. 服装

5. 保護具の着用と防護設備

6. 出張者の心得

7. 社有車の運転の心得

8. 緊急時の対応

9. 危険予知

10. 公的資格が求められる作業

11. 高所作業

12. 運搬作業

13. 梱包・トラック作業

14. 工作機械の安全作業

15. 粉塵作業

16. クリーンルーム作業

17. 電気作業

18. レーザー機器

19. 一般高圧ガス取扱い

20. 特殊材料ガス

21. 有機溶剤を使用する作業

22. 電離放射線

23. 酸素欠乏

24. 環境保護

25. 産業廃棄物

26. 産業用ロボット

27. 真空ポンプの保守

おわりに

 

保全作業安全ガイドラインの一部を、ダウンロードできます。

保全作業安全ガイドライン

編集 日本真空工業会CS委員会

発行 平成13年7月